目 次
1.はじめに 藤島茶六
2.北海道・東北
3.関東
4.中部
5.近畿
6.中国
7.四国
8.九州・沖縄
9.海外
10.さくいん
11.加盟柳社名
12.刊行委員
13.あとがき
14.おわりに
はじめに
昭和五十五年待望久しかった「日本川柳人名鑑」が発行されてから、早くも五年の歳月が過ぎてしまったこととて、川柳人の消長も大きく、従ってその後の全国川柳界の動行を知る上からも意義あるものとして、ここに偉容を新にしてその第二集を刊行した次第であるが、幸いにして全国柳人のご理解とご賛同を得て、ご参加をみたとは誠に有難く、その任に当たるものとして喜びに堪えない次第である。
本著が後世いつかは昭和の柳多留として、川柳史を飾るものとの抱負に、確信に胸を膨らませているが、図らずも本年は、日本川柳協会創立十周年に当たることから、その記念ともなり得たことで、一層の感激にしたっている。これも偏に各位ご支援のたまものと深く感謝申し上げると共に、一層のご支援を願う次第である。
昭和六十年十一月
日本川柳協会 理事長 藤島茶六