第19回全日本川柳長野大会

会 場:長野県文化会館
開 催:平成 7年 6月11日(日)
参加者:当日560名/事前1,497名

題と選者

事前課題府県名選者名事前課題府県名選者名
「 群 」青 森西山 金悦「刻 む」長 野矢島 破酔
「順 番」熊 本吉岡 茂緒
当日課題府県名選者名当日課題府県名選者名
「政 治」大 阪田中 正坊「 掌 」三 重木野由紀子
「歩 く」埼 玉須田 尚美「充 電」千 葉今川 乱魚

選考経過

大会作品の各題の受賞句(十四句)から日川協幹事全員に最優秀句の推薦を依頼、集計の結果一位句を文部大臣奨励賞とし、二位句を川柳大賞とした。

入賞句

入 賞 句府県名雅 号
文部大臣奨励賞群衆が本音を吐いて山動く愛 知村上 貞穂
川 柳 大 賞父の名はいちばん太い字で刻む富 山辻本 俊夫
大  会  賞点滴のうつらうつらと朱鷺の群れ長 野いとう 岬
大  会  賞海の契り島は祈りの刻をもち大 阪辻  香豊
大  会  賞順番が来るまで地図は閉じておく山 口田邊千坊子
大  会  賞順番に食べて働く大家族長 崎平井 夏子
大  会  賞一匹の羊を政治救えない千 葉福島 久子
大  会  賞太陽のような政治を待ってます新 潟南木  茂
大  会  賞掌に握ろう新しい童話東 京近江あきら
大  会  賞掌に雪積む如く青磁抱く東 京伊藤 正紀
大  会  賞明日を練る机に象を歩かせる東 京近江あきら
大  会  賞人間臭いセリフが言えるまで歩く愛 知青木 晴嵐
大  会  賞前略御免いま充電の旅の中大 阪住田英比古
大  会  賞充電の途中ときどき目をあける北海道岩間 トキ