第7回全日本川柳静岡大会

会 場:下田市ホテル伊豆急
開 催:昭和58年 6月12日(日)
参加者:当日423名/事前783名

題と選者

事前課題府県名選者名事前課題府県名選者名
「勢 い」東 京賀波沢黙六「語 る」青 森中林 瞭象
「 髪 」大 阪森中惠美子
当日課題府県名選者名当日課題府県名選者名
「 音 」愛 知曽根 幸広「 波 」東 京多伊良天南
「 煙 」熊 本吉岡 龍城「 帯 」京 都伊藤 入仙

大賞選者

各選者の推選句三句計二十一句を大賞選者十四名の投票により受賞句を決定。
大賞選者(順不同)
藤島茶六・山田良行・広瀬反省・永田帆船・臼倉寿夫・村田邑路・浅野浅々子
秋山静舟・藤原時化緒・野村圭佑・渡邊蓮夫・堤八郎・越郷黙朗・久保田以兆

入賞句

入 賞 句府県名雅 号
文部大臣奨励賞髪洗う母におんなが残される石 川吉田 秀哉
川 柳 大 賞何よりのしあわせ母乳ほとばしる大 阪中村 孤舟
大  会  賞勝運に乗ると相手が小さく見え東 京竹本瓢太郎
大  会  賞古文書が語る本家の枷を知り山 梨近藤 紫風
大  会  賞北斎の浪大胆に富士洗う静 岡井村十万人
大  会  賞帯の下あたり言いたいことを溜め大 阪森中惠美子
大  会  賞岩田帯締めて半分母になり静 岡鈴木 輝次
静岡新聞・SBS放送賞香煙の中で敬語を崩さない東 京竹本瓢太郎
伊豆急行下田駅長賞上層に及ぶ波紋は蓋をされ青 森山谷 山竿