第4回全日本川柳岡山大会

会 場:岡山中央公民館
開 催:昭和55年 6月22日(日)
参加者:当日301名/事前485名

題と選者

事前課題府県名選者名事前課題府県名選者名
「 芸 」島 根柴田 午朗「 輪 」東 京渡邊 蓮夫
「 山 」島 根尼 緑之助
当日課題府県名選者名当日課題府県名選者名
「時事雑詠」新 潟大野 風柳「パ ン」兵 庫小松原爽介
「流 れ」広 島石原 伯峯「なさけ」岡 山丸山弓削平

大賞選者

文部大臣奨励賞の選考は、各題最優秀句の中から奥谷弘明・河村日満・菅生沼畔・山本芳伸・福田白影・奥田百虎・野村圭佑・多伊良天南・関水華・大森風来子・本田恵二朗・山田良行・藤島茶六・礒野いさむ・西尾栞の十五名(順不同)による無記名投票ののち上位二題の決選投票によって決定しました。

入賞句

入 賞 句府県名雅 号
文部大臣奨励賞昨日の皿に昨日が残るパンの耳兵 庫伊佐次無成
大  会  賞うらぶれた芸も烈しき津軽三味新 潟粟田九十九
大  会  賞定年が延びて首輪が重くなる東 京川むらせい柳
大  会  賞もう秋だなと山頭火の山がある大 阪神社 優志
大  会  賞標本の針アフガンは蝶になる岡 山丸山弓削平
大  会  賞能面の下に阿修羅の血が流れ鳥 取佐伯 越子
大  会  賞なさけの糸がつむぎきれないまま暮れる岡 山徳永 操